日本消化器がん検診学会関東地方会にて講演いたしました
去る9月15日、神奈川県川崎市で開催されました「第83回日本消化器がん検診学会関東地方会」にて講師としてお招きいただき登壇してまいりました。今回は、「対策型胃内視鏡検診のネクストステージ」というテーマにて「鹿児島市胃内視鏡検診の現状と展望」という演目で、私が導入に関わり昨年鹿児島市で開始された「対策型胃がん内視鏡検診」について、導入までの経緯や導入後の問題点、またスクリーニング内視鏡のコツなどについて述べさせて頂きました。学会会場がある川崎市では10年以上前から内視鏡検診が開始されておりますが、日本で初めて鹿児島市で導入されたオリンパス社製のクラウド検診システムを参考にしたいという要望に応えて、システムのメリットや今後の展望などについてご紹介させて頂きました。また内視鏡検査のコツでは、当院の最新の検査機器の有用性と早期がん発見例などをお示ししながら、良質で効率的なスクリーニング検査方法について述べさせて頂きました。講演後は学会会長の安田宏先生（聖マリアンナ医科大学病院教授）や、司会の渡邊嘉行先生（総合川崎臨港病院理事長）ら、消化器診療や内視鏡検診でご活躍されている先生方と意見交換や情報交換を行い、鹿児島の患者さんに役立つ情報をお聞きすることができましたので、今後の診療に活かしていきたいと考えています。
講演内容
